-
喫茶おじさん
¥1,200
咲咲古書オリジナルしおりつき! 著者:原田ひ香 発売日:2023年10月12日 ※販売の本は、2023年11月26日 第三刷 出版社:小学館 サイズ:単行本(約縦18.8×横13×厚さ2cm) ページ数:258ページ 【内容】 老後×働き方×グルメ小説 人生もコーヒーも、苦いけれどうまい 松尾純一郎、バツイチ、57歳。 大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。 妻子はあるが、大学二年生の娘がクラスアパートへ妻が移り住んで約半年、現在は別居中。 再就職のあてはないし、これといった趣味もない。 ふらりと入った喫茶店で、コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだかはもう一軒と歩きながら思いついた。 趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。 東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都-- 「おいしいなあ」「この味、この味」コーヒーとその店 の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎だが、 苦い過去を抱えていた。 妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を 半年で潰していたのだ。 仕事、老後、人間関係……。 たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎派純喫茶を 訪ねる。 【状態】 綺麗な状態です。 書き込み、角折れもありません。 ※中古本のため、どうしても使用感はございます。 【店主ひとことメモ】 主人公が色々な喫茶店を巡りながら、 主人公を取り巻く話も進んでいくのが面白かったです。 次のお店ではどう話が進むんだろう? と先が気になって早く読みたい!と思える本でした。 喫茶店でのコーヒーや食べ物の描写もどれも美味しそうで、お腹が減ります。 喫茶店に行きたくなります。 純一郎は家族や友人などに、ことごとく 「あなたって何も分かってない」 と言われながらも、喫茶店を通じて自分を見つめ直し、本当にやりたいことを見つけていきます。
-
純喫茶パオーン【小説】
¥350
SOLD OUT
咲咲古書屋オリジナルしおりつき! 著者:椰月美智子(やづき) 発売日:2022年7月15日 出版社:ハルキ文庫 サイズ:文庫 ページ数:224ページ 【内容】 創業五十年(おおよそ)の喫茶店「純喫茶パオーン」。 トレイを持つ手がいつも小刻みに震えているのに、グラスたっぷり表面張力ギリギリで運ぶ「おじいちゃんの特製ミルクセーキ」と、どんなにお腹がいっぱいでも食べたくなっちゃう「おばあちゃんの魔法のナポリタン」が看板メニューだ。 その店主の孫である「ぼく」が小学五年・中学一年・大学一年でそれぞれ出会う不思議な事件と、人生のちょっとした真実。 きっとあなたも通いたくなる、心地好さ。 【目次】 ・ライヤーミラー ・あまのじゃくだな、のっぺらぼう ・パオーンは永遠に 【著者について】※本書より 1970年神奈川県生まれ。 2001年『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞し、02年にデビュー。 【状態】 全体的に綺麗な状態です。 中身:書き込み、角折れ無し ※中古本のため、どうしても使用感はございます。 【店主ひとことメモ】 孫の来人くんは冷めた子なのかな?という印象でしたが、読んでいくうちにかわいらしさもあり、友情・恋愛など青春も謳歌し応援したくなります。 その時々の年代の「あるある!」というもどかしさを丁寧に書かれた作品と感じました。
-
純喫茶トルンカ【小説】
¥400
咲咲古書屋オリジナルしおりつき! 著者:八木沢里志(やぎさわ・さとし) 発売日:2022年6月8日 出版社:徳間文庫 サイズ:文庫 ページ数:320ページ 【内容】 東京・谷中の路地裏にある小さな喫茶店『純喫茶トルンカ』を舞台にした3つのあたたかな物語。 決まって日曜に現れる謎の女性とアルバイト青年の恋模様、 自暴自棄になった中年男性とかつての恋人の娘との短く切ない交流、 マスターの娘・雫の不器用な初恋ーーー。 コーヒーの芳ばしい香りが静かに立ちのぼってくるようなほろ苦くてやさしい奇跡の物語。 各所で反響を呼んだ傑作小説、待望の新装版。 【目次】 ・日曜日のバレリーナ ・再会の街 ・恋の雫 【著者について】※本書より 1977年千葉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。 「森崎書店の日々」で第三回ちよだ文学賞(千代田区主催)大賞受賞。 同作品は映画化され、「続・森崎書店の日々」も刊行。 著書に「純喫茶トルンカシリーズ」、「きみと暮らせば」がある。 【状態】 カバー:細かな折れ、スレ有り 中身:書き込み、角折れ無し 小口:下側と側面にスレ有り(写真3,4枚目) ※中古本のため、どうしても使用感はございます。 【店主ひとことメモ】 人が人を想いあう素敵さに触れ、ほっこりした気持ちになります。 3話とも「そんな繋がりが!?」と驚いたり、飽きずに一気に読みました。 こんな喫茶店が近所に欲しくなります^^
-
虹猫喫茶店
¥400
SOLD OUT
咲咲古書屋オリジナルしおりつき! 著者:坂井希久子 発売日:2018年5月11日 ※販売本は、2018年6月30日 第2刷発行 出版社:祥伝社文庫 サイズ:文庫本 ページ数:352ページ 【内容】 “猫の世話をするだけの簡単なお仕事”こんな求人募集を見つけて僕は一軒の古ぼけた喫茶店を訪ねた。 『喫茶虹猫』で待っていたのは、“猫バカ”で引きこもりの女主人と里親募集中の迷い猫たち。 僕に任された仕事は認知症のお婆さんが棲む猫屋敷の掃除だったのに、いつのまにかワケあり客が持ち込む、“猫問題”に翻弄されていき……。 寂しがり屋な人間と猫の不器用な愛の物語。 【著者について】※本書より 1977年、和歌山県生まれ。 同志社女子大学学芸部日本語日本文学科卒。 2008年「虫のいどころ」で第88回オール読物新人賞受賞。 【状態】 カバー:細かなスレ有り 中身:書き込み無し。角折れ有り(写真6枚目) 小口:汚れ、スレ有り(写真3,4,5枚目) ※中古本のため、どうしても使用感はございます。 【店主ひとことメモ】 喫茶店が舞台ではありますが、猫に焦点があてられた作品でした。 喫茶店にいる猫かわいい! というだけでなく、 猫を取り巻く問題(野良猫、多頭飼いによる飼育崩壊など)が描かれていて、気の引き締まる内容でした。 人間にも色んな事情がある。 でもだからこそ、動物を飼うときはしっかり責任を持って対応しなくてはと。 喫茶店の主人は猫好きで人間嫌いですが、猫を助けるためには飼い主と関わらないといけない。 という点も興味深かったです。 そして色んな人と関わり問題を解決して行く中で、 主人公の"僕"や喫茶店に関わる人が成長していく過程も良かったです。
-
コーヒーの囚人
¥990
SOLD OUT
咲咲古書屋オリジナルしおりつき! 著者:砂村かいり 発売日:2024年12月18日 出版社:光文社 サイズ:四六判(縦18.8×横12.7×厚さ1.6cm) ページ数:204ページ 【内容】 コーヒーは苦くて甘い。人生も苦くて甘い。 悩みにとらわれた人々の転機にコーヒーが立ち会う。 それぞれが選択した未来は――。 ある日、ルームメイトの実果が出ていった。入れ違いに現れた彼女の婚約者と、なぜか同居することになり――(「コーヒーの囚人」)。 真面目が取り柄の地味な会社員が、上司との不倫におぼれた先で出した答えとは――(「隣のシーツは白い」)ほか、日常の先に潜む、どこか不思議な5つの物語 【著者について】※本書より 2020年に第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門で 『炭酸水と犬』『アパートたまゆら』で特別賞を二作同時に受賞し、翌年デビュー。 軽やかな筆致と丁寧な人物造形の描写が魅力の注目の新鋭。 【状態】 全体的に綺麗な状態です。 中身:書き込み、角折れ無し ※中古本のため、どうしても使用感はございます。 【店主ひとことメモ】 「コーヒーの囚人」、「どこかの喫煙所で会いましょう」が好きです。
-
ぶたぶたカフェ
¥330
SOLD OUT
咲咲古書屋オリジナルしおりつき! 著者:矢崎在美(やざき・ありみ) 発売日:2012年7月20日 ※販売本は、2013年3月20日 3刷発行 です。 出版社:光文社 サイズ:文庫 ページ数:233ページ 【内容】 カフェ“こむぎ”は、早朝オープンの人気店だ。 ぬいぐるみ店長・山崎ぶたぶたが作る、とびきりおいしい朝食! ふんわりパンケーキに熱々フレンチトースト、自家製ソーセージにたっぷり野菜のスープ……。 不眠症が続き、会社を辞めた泰隆は、夜はバーに変身するこの店で働き始めた 。 ぶたぶたとの不思議な交流が、彼の疲れた心を癒してゆく――。傑作ファンタジー。 【状態】 カバー:日焼け、汚れ有り(写真3,4枚目) 中身:書き込み、角折れ無し。日焼け有り(写真5枚目) 小口:日焼け、汚れ有り(写真6枚目) ※中古本のため、どうしても使用感はございます。 【店主ひとことメモ】 ファンタジーなんだけど、本当に「ぶたぶたさん」が実在していそうな、そんな気持ちになります。 主人公と母親とのすれ違いが、切なくも胸が温かくなります。